ノートパソコン考
2009-12-21


仕事柄,家電量販店のPCコーナーにはよく行くし,PCを買うこともしばしばなので,普通の人よりは売っているPCをよく見ていると思う.

最近,気がついたことは,ノートPCの変化である.軒並み横長画面になっている.さらに,解像度も1366×768というのが主流.これはどうやらハイビジョンを意識した解像度らしい(いわゆるフルハイビジョンだと1920×1050らしい).

例えばDVDとかブルーレイディスクを見る,というのが主目的でノートPCを買うのであれば,それもよいのかもしれない.あるいは地上波ディジタルチューナー搭載で,録画・再生を主目的に使うのであれば,それもありかもしれない.

しかし,大きめのノートPCもこの解像度に引っ張られているのが気になる.店頭デモもDVDを再生しているものがほとんど.Windows 7で使いやすい,とかそういったデモは少数派.フォントを大きめに設定しているからか,ためしに店頭機種でIEを立ち上げると,縦方向は半分くらいがメニューなどに占有されて,非常に使いにくそうである.もう少し解像度も多様性があってもいいと思うのだが…….せっかくよいCPUを積んでいても,メモリを大量に積んでいても,ハードディスクが大量にあっても,画面が….昔は縦方向1024ドットの機種も結構あったと思うのだが,記憶違いだろうか.

最近デスクトップは1280×1024以上の解像度しか使っていないので,縦方向768ドットというのはちょっとつらい.サブノート以下ならば,仕方ないと割り切るところであるが,省スペース型の,デスクトップ代替マシンとしか思えないような大きなノートPCをいろいろ眺めていて,そう思った.

PCの用途がインターネットからビデオ的なものに変わりつつあるのだろうか.
[自宅PC環境]

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